2010年11月22日月曜日

和歌山MIO:オープン、女性客狙う JR和歌山駅前、商戦激化に拍車 /和歌山

 ◇近鉄百貨店も改装「相乗効果期待」
 和歌山市のJR和歌山駅前の百貨店と商業施設が3月下旬に相次いで改装した。消費後退の影響は深刻だが、客層を絞ったり売り場面積を広げたりして新たな魅力を発信し、買い物客を引きつけようと工夫を凝らしている。
 09年末に閉店した「VIVO和歌山」を全面リニューアルし、「和歌山MIO」が3月31日にオープン。20?30代前半の女性をメーンターゲットに掲げ、店舗数をVIVO時代より23店少ない60店にし、うち33店を和歌山初出店の店舗にして新鮮さを打ち出した。2、3階は若い女性に人気の「ロペピクニック」「オゾック」などの衣料、自然派化粧品をそろえる「ラッシュ」などの雑貨が中心。また内装でもメーク直し専用カウンターを備え付けた女性トイレを設け、設備を一新させた。運営する和歌山ステーションビルディング(細井義勝社長)は、売り上げがVIVO時代のピークの約39億円(96年)に迫る35億円に増えると見込んでいる。
 一方、開店50周年となる近鉄百貨店和歌山店も同26日、1?5階の部分的改装を完了させた。MIO開店による若い女性客の増加を見越し、衣料や化粧品の新ブランドを導入し、「相乗効果で売り上げ増を」と意気込む。今年9月にも部分改装を予定しており、駅前の顧客獲得競争に拍車がかかりそうだ。【藤顕一郎】

4月2日朝刊

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引用元:RMT ワイアード リアルマネートレード総合サイト

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